マンガ「岡山城ものがたり」
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はじめにみなさんは岡山城に行ったことがありますか?岡山城は、岡山の基礎を築いた戦国武将・宇う喜き多た直なお家いえの息子・秀ひで家いえによってつくられました。お城には、秀家をはじめ、小こ早ばや川かわ秀ひで秋あき、池いけ田だ光みつ政まさ、綱つな政まさら、みなさんも一度は聞いたことのあるじ城ょう主しゅが居きょを構かまえ、岡山の地を治おさめてきました。お城を中心にまちは発展し、私たちが暮らしている今の岡山につながっています。令和に行われた大改修では岡山城の壁をより黒くし、「烏う城じょう」と呼ばれるのにふさわしいかつての姿を取り戻しました。そんな岡山城について楽しく学んでもらおうと、この『マンガし、みなさんにお届けします。マンガでは、宇喜多直家・秀家、小早川秀秋、池田光政・綱政ら歴代の城主にスポットライトを当て、昔の人がどうして岡山の地に城を築いたのか、どんな戦いを乗り越え、まちづくりに取り組んできたのかを理解してもらえるように心がけました。少しむずかしいところもあると思いますが、そういう時は、家族や先生、地域の方に尋ねてみてください。みなさんで岡山の歴史を見直すきっかけになればと思います。そして岡山城、岡山後楽園など地域が誇る歴史的な場所に足を運んでもらい、今よりもっと岡山のまちを好きになってもらえることを願っています。   二〇二二(令和四)年十一月おかやま城下町物語実行委員会 岡山城ものがたり』を制作     3

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