創築から廃藩置県まで
岡山城主は14代にわたります。
ここでは主要な5城主をご紹介します。

宇喜多直家(光珍寺旧蔵)

創築者
戦国岡山を制した梟雄
宇喜多 直家
(うきた・なおいえ)

1529~1582(1581説もあり)
今の岡山の地に進出した戦国武将。
岡山城の前身となる石山の城を築いた。

宇喜多秀家

初代城主
宇喜多 秀家
(うきた・ひでいえ)

1572~1655
父直家の代から岡山を治めた戦国大名。石山の城の隣の丘「岡山」に天守を持つ新たな城を築き、城下町づくりを行った。天下を統一した豊臣秀吉の時代に有力大名となる。日本史上最も有名な戦である「関ケ原合戦」では、西軍の主力となって戦ったが、破れ、その後、八丈島に流刑となり、同地で約50年暮らした。

小早川秀秋(高台寺蔵)

2代城主
小早川 秀秋
(こばやかわ・ひであき)

1582~1602
豊臣秀吉の甥として生まれ、「関ケ原合戦」では、勝敗の重要な鍵を握った。「関ケ原合戦」後、岡山城に入場し、改築に取り組んだが、岡山に来て2年足らずで、21歳の若さで亡くなった。

池田光政(林原美術館蔵)

5代城主
池田 光政
(いけだ・みつまさ)

1609~1682
自ら先頭に立って政治改革を行い、政治や教育、災害対策など現代につながる岡山の基礎を築いた。江戸時代初期の名君として知られる。

池田綱政(林原美術館蔵)

6代城主
池田 綱政
(いけだ・つなまさ)

1638~1714
新田開発や治水事業に取り組む。文化にも明るく、岡山城に隣接する日本三名園の一つ「岡山後楽園」を造営した。
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